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田代神社の大祭は、毎年11月の下旬に行われます。
田代神社は、毎年7月に行われる「御田祭」で広く知られ、その「御田祭」を中心として、旧暦の3月3日に桃花とひしもちを供える「春の節句祭」に始まり、新暦の11月下旬に行われるこの大祭終わりの日に、かまど神に稲穂を供えて行われる「お祓い神事」までの稲作儀礼を、古式豊かに伝える重要な農耕行事とされています。
この祭りには、町指定無形民俗文化財「若宮神楽」が奉納されます。年の神神社の神楽殿において、大祭前日は、「シメ神楽(序盤の地割から三番の御大神神楽まで)」が奉納され、当日は夜明けとともに一番の「住吉神楽」を奉納し、シメおこし(竹割り行事)が行われます。
大祭夜中に舞われる、「蛇まき(蛇のけんか)」は、わらでつくられた雄と雌の大蛇がからみあう様が表現され、雌の大蛇が勝った年は大豊作、雄が勝った年は大不作といわれています。
この舞いに使われる二匹の大蛇は、昔から花水流区の方々によりつくられています。

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